歯列矯正 28日目。鮨さいとう に行ってきた。
セレブな知人から、鮨さいとう急募メールがありました。
18:00スタート。早い者勝ち。
お金に余裕はないが、ここは退職金で。
時間は、ある。
これは行くしかないでしょ!ということで行って来た。
写真Ok
こういうお店を撮るなんていうのは野暮なことなのかもしれないが、一生に一度の経験になるであろう。記念に収めたい。
写真を撮ってもよいか尋ねると、「どうぞ、どうぞ」と。
調子に乗って、派手に撮ってもいいか?と尋ねると、「派手にいっちゃって下さい」とオツなご返答。
ありがとうございます。
やっぱり江戸っ子、そうこなくっちゃね!
コース前半
心配なのは、矯正中のワイヤーである。固い食べ物は要注意。
ドキドキしながら待つ。
最初の白えび。お口の恋人。口の中で溶けた。
お口の中で甘えびを愛でておりましたところ、出ました!
蒸し蛸と鮑。
これは弾力性のある2大巨頭、噛みづらい強敵。
恐るおそるタコと一戦交える。
「ん、柔らかい…弾力はあるが柔らかい…。」流石でございます。
噛めば噛むほど、染みた味が滲み出てくる。 苦戦しながらも強引に押し切る。
▼強敵!鮑と蛸!
そして鮑。こちらも弾力あるある。
こちらも、永遠に噛める。味が口の中に染み渡る。久しぶりの旨味感。
これずっと噛んでられる。
しかし、噛み切るのまでに時間がかかり過ぎてしまう…。
二切れありましたが、もう一切れは友人に託しました。
そして鯵を迎えてからの、烏賊。
甲殻機動隊。意外と手強し。中身のゴハンはとろとろ味が浸み浸みでございました。
烏賊本体は無念の降参。友人に献上。
噛めない自分に苛立ち。
▼いかめし ▼太刀魚と水茄子
コース後半
握り篇。
シャリが程よく口の中でほどける、どのネタも柔らかく口中が旨味で満たされる。
それを日本酒で胃の中に運ぶ。
無限ループの罠。とにかく美味しく頂きました。
写真一部掲載。
▼こはだ すっ ▼大トロ じわ〜 ▼うに とろ〜
〆のたまご。写真を失念。
甘いたまごのムースといいましょうか、初めての食感。
凝固剤が入っているとしか思えないプルプル感。
寒天みたいなもの入っているんですか?との質問に、両隣がやや血相を変え、板さんも一瞬顔色変わった気がしました。
たまごを蒸してその状態にするそうです。
▼個室 8名 お会計
お一人様 25,000円也。
ブログで予習した通り、名店でも高ぶらない応対。
気張らずに素晴らしいお鮨を堪能することが出来ました。
有り難い限りです。
矯正開始、28日目。
ワイヤーにもだいぶ慣れてきて、かなり固形物も食べられるようになってきた。
けれど、やはり強く噛むものはまだ厳しい。
本来ならば、このような名店、コンディションいい時に来るべき。
こんな状態でお店にも申し訳ない。かたじけない…。
しかし、このタイミングを逃したらもう行ける気がしない。
我慢出来ませんでした。
お陰さまで冥途の土産が出来ました。
感謝!